Effect of Anions on Lithium Ion Conduction in Polymer Electrolytes 高分子電解質におけるリチウムイオン電導の陰イオンによる影響
富永研究室の研究成果が2015年1月17日にJournal of The Electrochemical Societyに公開されました。 リチウムイオン二次電池のハイパフォーマンス化等にとって、電解質のイオン電導度の他にリチウムイオン輸率（以下t+）も大切な要素である。t+とは、電解質中の様々なイオンにおけるリチウムイオンの動く割合である。 本研究では様々な陰イオン半径や電解質の濃度を用いて、エチレン・カーボネート系高分子電解質（PEC)におけるt+に及ぼす影響を評価した。結果として、陰イオン半径の大きければ、t+が大きくなって、また高濃度の電解質では高いt+を得られた。 さらに、FT-IR測定で得られたPECの解離状態結果からPECが他の従来のポリエーテル電解質と同様で、リチウムイオンとは強い配位構造を形成しないことも分かった。 詳しい内容：リンク 富永研究室 ホームページ Research from the Tominaga group has been published in Journal of The Electrochemical Society on January 17th, 2015. The … Continue reading
電解質のイオン伝導性，力学的性質, Ion-conductive & mechanical properties of fiber composite electrolytes
富永洋一研究室から，燃料電池に用いられる複合材料について，シリカを加えたときのイオン伝導性と力学的性質に関する論文が発表されました（Reactive & Functional Polymers誌，2014年，81号，pp40-44）． An study about ion-conductive and mechanical properties of composite materials containing silica, was published from Tominaga Lab. 従来型の電解質に，直径サブミクロ（数100 nm）をもつ未焼成のシリカ繊維を組み入れました．すると，焼成したシリカを用いたときよりもフレキシブルになりました．さらに，イオン伝導性と機械強度が大幅に増強しました． Non-calcined silica fiber in sub-micron diameter was … Continue reading
RESEARCH: Graduate School of Bio-Applications and Systems Engineering (BASE, TUAT) 
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